2023年5月5日茨城ゴルフ倶楽部で行われた国内メジャーワールドレディスサロンパス杯に参戦した不動裕理さんが第1ラウンドで間違ったスコアを提出したことで『プロ28年目、46歳のレジェンドはプロ人生で初の失格』と話題になりました。
不動裕理さんは国内通算50勝を挙げている女子ツアー界のレジェンドですが最近はツアー出場回数も減って成績不振に陥っています。
今回の大会で報道されたのは失格とだけでしたが成績不振などを理由に引退しないのでしょうか?
現役を続けられる理由はなにかを調べてみました。
不動裕理が引退せず現役を続ける3つの理由は?
不動裕理さんは2023年5月現在引退を表明されていません。
引退せず現役を続ける可能性が高い理由を次の3つに挙げてみました。
理由①記録更新がかかっている
不動裕理さんは2023年5月5日茨城ゴルフ倶楽部で行われた国内メジャーワールドレディスサロンパス杯では次の2つの大記録更新がかかっていました。
- 史上初の国内メジャー4冠達成(キャリアグランドスラム)
- 塩谷育代さんが持つ45歳345日の大会最年長予選通過記録更新
不動裕理さんは今季は開幕戦から2試合連続で予選落ちと不調が続いてましたが今回の大会は2つの大記録を更新出来るチャンスがあっただけに悔やまれます。
引退しない理由としてこの記録更新を狙えるの一番近い選手であるため、記録更新に向けて現役を続けるのではないでしょうか。
不動裕理さんや森口祐子さんらをはじめ10人の選手が3冠を達成していますが4つのタイトル全てのメジャータイトルを制す”キャリアグランドスラム”を達成した選手はいません。
次に簡単に不動裕理さんの実績を見てみましょう。
- 2000年から6年連続で賞金女王に君臨
- 2003年にツアー記録の年間10勝を挙げている
- 2004年には27歳で通算30勝目を挙げ、最年少で永久シード選手となった。
- 通算成績でツアー優勝50回、こちらは歴代3位。
- 生涯獲得賞金は13億円を超え、歴代1位の超一流プレーヤーです。
優勝回数も生涯獲得賞金もすごいですね。
賞金やタイトル獲得だけの理由でずっと長く現役を続けられるのでしょうか?
不動裕理さんというゴルフ界のレジェンドにはファンや憧れる人が沢山いると思います。
旦那さんがプロゴルファーとしての不動裕理さんの大ファンだったら引退しない理由と関係があるのか。
次に見ていきましょう。
理由②夫の湖中正泰さんは不動裕理さんのゴルフの大ファン
不動裕理さんは34歳だった2011年7月に、スポーツ紙で結婚を報じられました。
結婚前から不動裕理さんの大ファンだった湖中正泰さん。
湖中正泰さんから猛アタックして交際にこぎつけて一度プロポーズして断られたものの、再度アタックしたというエピソードから湖中正泰さんが不動裕理にベタ惚れだったことがうかがえますね。
現在、湖中正泰さんは昭和住宅の代表取締役社長に就任しているため、不動裕理さんは社長夫人ということになります。
お仕事も忙しいと思いますが以前は地元開催の大会でキャディとして夫婦で大会に望んだ時の写真がこちらです。
長くスポーツ選手として活躍された野球のイチローさん、今も現役で活躍されているサッカーの三浦カズさんも家族のサポートの話は度々耳にしますね。
不動裕理さんと結婚されてからも湖中正泰さんが彼女のゴルフファンであることは変わらないことがわかります。
大怪我でプレー出来ない限り夫であり自分のゴルフの大ファンからの応援やサポートも引退せずに現役を続ける大きな理由になるのではないでしょうか。
理由③永久シード権を持っているから
永久シード権を保持してしている選手は女子ゴルフ界の歴史を見ても6人しかいません。
その中でも不動裕理さんただ一人が現役で永久シード権を持っています。
プロゴルフツアー公認試合に出場する権利を半永久的に保障する制度のようです。
獲得条件もツアー30勝以上と厳しく限られた選手だけが手に入れることが出来るものですね。
不動裕理さんの最近の出場大会の減少や成績不振が心配されていますが出たい大会にだけ出場して目指すタイトルを目標に現役を続けられるのではないでしょうか。
まとめ
今回は不動裕理さんという女子ゴルフ界のレジェンドについて調べてみました。
いつか史上初の国内メジャー4冠達成(キャリアグランドスラム)を達成出来るように応援したいと思います。
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