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藤浪慎太郎のノーコン原因はイップス?フォームや環境の違いに注目

藤浪慎太郎選手は2023より阪神タイガースからポスティング制度を利用して大リーグオークランド·アスレチックスに移籍しました。

移籍先のオークランド·アスレチックスの投手事情はア·リーグ西地区最下位。

2022年は防御率4.53に終わり投手陣の再建は急務とされ、アメリカでは大谷翔平とライバルと紹介され、そのピッチングに期待されていました。

ところが投げればコントロールが定まらず2023年5月8日時点では防御率13.94と期待された成績が残せていません。

今回は藤浪慎太郎選手のノーコン原因はイップスなのか、そして日本とアメリカでのフォームや環境の違いについて見ていきたいと思います。

もくじ

藤浪慎太郎のノーコン原因はイップス?

藤浪慎太郎選手が乱投をする度にネットで話題に出てくるのがイップスですね。

簡単にどんなものか見てみましょう。

野球においてイップスとは腕が震えたり、硬直してしまいボールを思うように送球出来ないことを指します。

また精神的なものもあるようですがプロ野球OBの選手たちは藤浪慎太郎選手のことをイップスとは言っていません

桑田氏、谷繁氏、落合氏、山本氏の4人は藤浪慎太郎選手の不調は技術面の問題だと言っています。

そこで次に投球で大切なフォームに注目して見たいと思います。

藤浪慎太郎のフォームや環境の違いに注目

藤浪慎太郎選手のフォームについて

まずは藤浪慎太郎選手の投球フォームを見ていきましょう。

藤浪慎太郎選手の特徴は197cmという高身長から160キロ近い力強いボールを投げることが出来る選手。

写真は2022年11月のもので元メジャーリガー岩隈久志さんが素晴らしい投球フォームで投げるようになったと感じたものです。

この連続写真を見ると、本当に理にかなったフォームになっていますし、藤浪選手のインステップがなくなり素晴らしい投球フォームになったなと感じました。

週刊ベースボール

2022年の藤浪慎太郎選手の成績は16試合に登板して四球が21、暴投5と以前より良くなっています。

下の表は藤浪慎太郎選手は2012年に阪神にドラフト1位で入団してからの2013年から2022年までの成績をまとめたものです。

登板数の違いはあるものの2021年より四球、暴投数も少なくなっているのがわかります。

                               引用:日本野球機構

2022年の成績が以前より良くなってきたこと、環境を変えれば藤浪慎太郎選手はもっと活躍出来ると思った方も多いはずです。

しかし2023年5月10日現在、藤浪慎太郎選手は大リーグのオークランド·アスレチックスでプレーしていて6試合に登板して防御率13.94で勝利0の敗戦4となっています。

以前と同じ全体での比較は出来ませんでしたが直近の投球フォームの写真です。

腕の上げ方について元プロ野球選手の高木豊さんが自身のYouTubeチャンネルで次のようにおっしゃっています。

写真を見てパッとみこの子はサイドスローかと思うよね、上から投げるフォームであればしっかりフォームを勉強しないといけない。

高木豊 YouTube

アメリカでは日本のようなコーチ、コーチングがなく技術的な指導をしてまで選手の人生を背負うことが出来ないってタイプの方が多い。

精神的なアドバイスはするけど劇的に変わるような指導はしてくれないともおっしゃっています。

次にアメリカでの環境を見ていきたいと思います。

藤浪慎太郎選手の日本とアメリカの環境の違いについて

次に藤浪慎太郎選手の阪神時代と現在のアメリカでの環境の違いについて見ていきましう。

藤浪慎太郎選手は2013年から2022年まで阪神タイガースでプレーしています。

阪神タイガースの環境を以前臨時コーチとして訪れたことがある元プロ野球選手の山本昌さんによると。。

引用:YouTube名球会チャンネル

”特殊すぎるよ”とその理由としてメディアの数が尋常じゃないことを挙げられています。

藤浪慎太郎選手はメディアのターゲットになって苦しい時もあったかと思いますがアメリカに行って環境を変えることでチャンスもあると言っています。

次にアメリカでの環境を見ていきましょう。

藤浪慎太郎選手がいるのはオークランドになります。

藤浪慎太郎選手がいた阪神タイガースのホームの甲子園球場では満員になるこも多く見られ、阪神タイガースは熱狂的な多くのファンがいる球団として知られています。

甲子園球場では満員で約4万7000人が入りますが藤浪慎太郎選手が今いるオークランド·アスレチックスの球場は2022年の大谷選手が100号の記念ホームランを打った試合でも観客は300人くらいだったとか。

元メジャーリーガーの佐々木さんも球場の設計も日本の球場より広く、ファンとの距離も離れているので気分も楽じゃないか、プレッシャーも日本よりないんじゃないかと言っています。

藤浪慎太郎選手が渡米したことによってご自身が精神的が楽になったかは調べることが出来ませんでしたが何か新しい情報が出てきましたらお知らせしたいと思います。

沢山のプロ野球OBの方が藤浪慎太郎選手のポテンシャルの高さを認めた上でノーコンを改善するにはフォームの改善、環境も日本より良いのではないかと復活に期待しています。

藤浪慎太郎選手とオークランド·アスレチックスとの契約は年俸4億円超の1年契約です。

残された時間は長くないですが藤浪慎太郎選手のいいピッチングが早く見れるように応援したいですね。

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